※↓前回の記事
↑これらの記事を読んでると、今回の事例の驚きをより理解できるかなと。
ひとりきりで家にこもって淋しくなりすぎたカオルは、「パソコン教室」に通うことに。
今は「エクセル(表計算ソフト)」の授業を受けているらしい。
授業を受けての帰宅後、さっそく息巻いていた。
「知ってる?
エクセルってすごいんだよ!!
今日も授業で『エクセルの裏技』を
いっぱい教えてもらったんだから!!」
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『裏技』ってなんやねん。
というツッコミは、頑張って心の奥底に押し込めた。
まあ、確かに私はエクセルに関しては使い方を独学で覚えていったタイプだ。
きちんと授業で学んだ人と比べると、活用し切れてない機能がたくさんあるのだろう。
「へ~、『エクセルの裏技』ってどんなの?」
まあ、おおかたの検討はついてる。
きっと「マクロ機能」とかだろう。
「ふっふ~ん!
じゃあ私が教えてあげる。
まず、ココ(A1)に10って数字を入れるでしょ?
そんで、ココ(A2)に20って入力っと。
んで、ココ(A3)に30、、、と」
※↓今、PC画面はこんな感じ
A列
1行 10
2行 20
3行 30
「そしてここからが裏技!
ココ(A4)にね?
『=A1+A2+A3』って入れると、、、」
A列
1行 10
2行 20
3行 30
4行 60(※入力は『=A1+A2+A3』)
「なんと!!
勝手に足し算をやってくれるんだよ!!!
これすごくない!?」
「ええっと、あ、うん、そうだね。。。」
どうやら『エクセルの裏技』とやらは、
『足し算』のことのようである。。。
「しかも、ココ(A1)を40って入力し直すと、、、
A列
1行 40
2行 20
3行 30
4行 90(※入力は『=A1+A2+A3』)
「ほら!!
合計が『90』って計算も勝手にやり直すんだよ!!
すごいでしょ!!
知ってた!?この裏技!!」
もはや言葉が見つからない。
冒頭に参照でつけたリンク先の記事を読めばわかると思うのだが、『プルダウンメニューより項目を選ぶと、支払い金額を項目別に自動集計する』エクセルを、私が家計簿用に組んでおり、そこに今でもカオルに金額入力をさせている。
今まで、あの家計簿をなんだと思ってたんだろう。。。
俺がエクセルの『足し算』ごときを知らないとでも?
ってか、裏技って。。。
あのさ?
そもそも「表計算ソフト」なわけだよ?
さすがに『足し算は基礎機能』ってことくらいわかんないかなぁ。。。