※↓前回の記事
さて、結婚して11ヶ月が過ぎ。。。
私が「転勤」となりました。
新しい職場に勤め始めて1週間ばかし過ぎたころ、嫁さんがこんなことを言ってきました。
「私、やっぱり働きたいです」
どうぞどうぞ。
ようやくその気になったかよ。
実家を離れ、友達とも離れ、、、今の生活は手持無沙汰だものね。
是非是非働いてくださいな。
「働く」という決意表明をした嫁に、このとき私はこんな提案をした。
「これまで、君が専業主婦だということに甘えて、
家事をほぼすべて君に任せきりにしていた。
でもこれからは、お互いに働くことになるわけだから、
今後は家事も分担することにしよう。
俺は何をすればいいかな?」
そんな私の提案に対して、彼女はこのように答えた。
「私は、自分のわがままで
働くことにしたの。
そんな私のわがままのために
今後あなたに家事を手伝わせる
なんてできるはずがない」
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なんとも 献身的なお志(こころざし)である。
素晴らしい。
兼業主婦の鑑といえよう。
(どっかで聞いたことあるフレーズ)
ま、それはそれ。
働きながら家事を一手に引き受けるなんて、つらいに決まっている。
と言っても、私の方が仕事時間が長く、帰りが遅くなるのは明白なのだが、それでもせめて「洗濯物をたたむ」とか、「晩飯の皿洗いをする」とか、少しくらいはやらねばならんだろう。
「今の言葉を聞けただけで俺は充分満足だからさ。
悪いことは言わないから俺にも家事を割り振りなって」
「うるさいなぁ!
私が『ひとりで全部やる』って
言ってるんだから
ほっといてよ!!」
「えっ?いや、君のために良かれとおもって言ってるんだけど?」
「しつこい!!(怒)」
なんか知らんがすごい剣幕で怒りだした。
まあ、本人がいいならいいんだけどさ。
「あっそう。
なら俺ほんとに何にも家事しねぇからな!!」
売り言葉に買い言葉。
当時の俺も若かったので、器量が小さい。
なんかよくわからん喧嘩になってその日を終えた。
・・・私なんで怒られたの?
とにかく、めちゃめちゃ私に有利な条件が我が家に制定された。
文句のあろうはずもない。
↓もちろん、つづく。この程度のオチで終わったりなんかするもんか!