嫁が何を言っているかわからない件

結婚したら妻がクズで、私は鬱病になりました。



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結婚式の二次会費用①

自分たちの結婚式をあと1ヶ月後に控えていたころのこと。

結婚式の準備も終わり、式については当日を待つだけだった。

二次会の準備は大学時代の同級生たちが幹事を引き受けてくれており、準備は順調に進んでいるとのことだった。

幹事は私の同級生側と嫁の同級生側それぞれから輩出されている。

出席人数もあらかた収拾がつき、当日の会場費、食事代、プレゼント含め良い感じにまとまりつつあると報告を聞いていた。

そんなころ、嫁さんがこんなことを言い出した。

 

「結婚式の二次会だけど、

 お姉ちゃんたちも参加するってさ」

 

嫁さんには姉が2人いる。

嫁さんは三姉妹の末っ子なのだ。 

 

「ああ、そうなの?」

 

私がこれまでに出席した結婚式の二次会では家族の参加ってのは経験がなかったが、新婦側が「女だけの完全な姉妹」だとそこそこ事例があるとは聞いていた。

それは別にいい。

驚いたのはこのあとの発言。

 

「幹事の人たちに

『お姉ちゃんたちは無料にして』

 ってことをちゃんと言っておいてね」

 

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「え?なんでお姉さんたちが無料なの?」

 

「お姉ちゃんにはお世話になっているから、

 ただにするのは当たり前でしょ!?」

 

「いや、食事代とか、プレゼント代とか含めて、

 俺の同級生がいろいろ計算してるんだよ?

 いろいろ今の言い方だと、

 『姉たちの費用分を当日の他の参加者で負担しろ』

 って聞こえるんだけど?」

 

「そう言ったの!

 お姉ちゃんたちにはお世話になってるんだから

 当たり前!」

 

「いや、あのね?

 お世話になってるのは君だけでしょ?

 それで当日の参加者たちには関係ないんだから、

 それで彼らの負担を増やすのはおかしいよ?」

 

「何言ってるの!!

 幹事に一言電話するだけでしょ!!

 何を躊躇してるのかさっぱりわからないんだけど!!」

 

「ええっ!?わからないの!?

 うーん。弱ったなぁ。。。

 ・・・・・・

 わかったよ。

 じゃあこうしよう。

 お姉さんたちの参加費用は俺が負担する。

 君は結婚式の1週間前から実家に帰って、結婚式の準備をするんだろ?

 だから事前に料金を君側の幹事か、姉たちかに直接渡せるよね?

 ともかく、他の参加者たちの負担を増やすようなことは俺は納得できないから」

 

そして、当日を迎える。。。

 

↓つづく

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