当時、私は月~土曜まで週6日勤務であり、唯一休みの日曜も資格学校に通って勉強をする生活だった。
職場は、家から自転車で5分の距離だったが、毎朝7時半前には家を出なければならなかった。
平均すると、勤務時間は朝8時~夜21時まで。(しつこいけど、月~土ね)
平日の夜の帰宅後も、晩飯の後毎日2時間ほど資格取得に向けた勉強。
当時、唯一の息抜きがTVゲームであった。
限られた時間での息抜きというと、どこにも出かけず短時間ですませられるTVゲームくらいしか方法がなかったのである。(当時スマホの普及率も低い時代であったし)
「もぉ、いつまでゲームしてんの!!
もう寝ようよ!!(怒)」
確かに時計も23時を回っている。
とはいえ、朝早くからの仕事を終えて帰宅し、さきほど本日の勉強ノルマを達成し、そうしてようやく得た自由時間なのだから、好きにさせてほしい。
「眠かったら、先に寝てていいよ」
と伝えると、
「いい加減にして!!
もう寝なさい!!」
強い口調で責め立てられる。
TVゲームは良いところだったのだが、しぶしぶやめることに。
2人で寝室へ移動。
ダブルベッドで横になって寝ようとしていると、、、
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“カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ”
“カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ”
“カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ”
“カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ”
う、うるさい。。。
「えっ?何やってんの?」
「メール打ってんの!」(しつこいが当時はガラケーが主流)
「先寝てて!」
あ、うん。
その後もお構いなしに携帯をいじり続ける嫁。
“カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ”
“カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ”
“カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ”
“カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ”
10分以上続く。
ずっとメールを打ち続けているのか?
「もう寝ようよ」
「メール来てるんだからしょうがないでしょ!!」
「それ明日じゃダメなの?
音が気になって眠れないんだけど。。。
それっていつ来たメール?」
「昼」
それなら私がTVゲームしてる時に返しとけばいいのに。。。
というか、あれだけ強い口調で「寝ろ」と言っておいて、よくベッドで携帯いじれるな。。。
嫁は自分の言葉に責任を持たない。
この出来事はこれ1回キリでなく、その後も都度都度生じた。